2019年12月も後半に入り、大掃除も早めに終わらせたいですね。
お掃除アイテムはドラッグストアーでも色々な物が売られていますが、クエン酸は値段が安く、少量でも使える場所が多く、食品としても使用される成分のために安全で環境にも優しいところが良いですね。
今回はクエン酸の特徴と用途、使用方法についてお伝えします。
目次
クエン酸の特徴とは?
クエン酸はレモンなどの柑橘類に含まれる酸っぱい成分で、水に溶けやすく、水溶液は2%でpH2くらいの酸性です。
化学式はHOOC・CH2・COH・COOH・CH2COOHです。
クエン酸は水に溶けやすい粉末で、お掃除に利用する場合、クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れを落とすことが得意です。アルカリ性の汚れとは、水アカやせっけんカス、尿石、電気ポットのカルキなどです。
クエン酸の用途と使用方法
クエン酸の使用方法は、粉のまま使用する場合は、ぬれたスポンジ等にふりかけてこすります。
水に溶かして使用する場合は、水200mlに対し5g(小さじ1)を溶かして水溶液として使用します。
湿布状にして使用する場合、キッチンぺーパーにクエン酸の水溶液をしみこませ、汚れに直接貼ります。
クエン酸の用途別使用方法
・食洗機内、電気ポット内のカルキを落とす場合…クエン酸40~50gを投入し、食洗機は1サイクル運転、電気ポットは満水で1度沸騰後1時間放置してからすすぎ洗い
・シンク周り、浴室周りの水アカやせっけんカスを落とす場合…クエン酸の水溶液を汚れにスプレーし、スポンジ等でこすり洗い
・排水溝のつまりや消臭…クエン酸1/2重曹1カップを排水溝に入れ、水を流して発砲させる。しばらく放置後お湯を流してすすぐ
魚の生臭さや、タバコの灰皿の消臭にも、クエン酸の水溶液をスプレーしてスポンジでこすり洗いは有効です。
また、衣類の洗濯時、クエン酸5グラムをすすぎ時に投入すると、衣類の黄ばみ防止や部屋干しの臭いを防止してくれます。
クエン酸を使用できないもの
クエン酸は、水洗いや水拭きできないもの、漆器、皮革類、絹製品、金箔、鉄、アルミ、銅、真鍮、貴金属、宝石類、眼鏡、大理石、コンクリート、モルタル、ニス塗りの家具には使用できません。
またクエン酸を保存する場合も、アルミやニス塗りの家具等使用できない場所に保管するのはNGです。
クエン酸水溶液は、酸性のため、塩素系の製品と一緒に使用すると有毒な塩素ガスが出て危険なので絶対にまぜてはいけません。
まとめ
今回はお掃除に便利なクエン酸の特徴と用途、使用方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?
クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れである、水アカやせっけんカス、尿石、電気ポットのカルキを落とすことが得意です。
使用するときは粉のまま使用する場合は、ぬれたスポンジ等にふりかけてこするか、水200mlに対し5g(小さじ1)を溶かして水溶液として使用します。
重曹と組み合わせて使用すれば、排水溝のつまりや臭いを解消することもできますので、ぜひお試しくださいね!
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