2011年(平成23年)3月11日に起きた東日本大震災は、日本の観測史上最大規模で、マグニチュード 9.0、宮城県では最大震度7が観測されました。 震度7レベルの地震は、他にも1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、2004年の新潟県中越地震が起きており、近い将来、マグニチュード8~9級の南海トラフ地震、首都直下地震が起きる可能性があると言われています。
東日本大震災直後にはそろえた防災グッズも8年経ち、改めて見直す必要があると思い、今回はそんな3.11の震災などの大きな災害時に危険から命を守る防災グッズについて、まとめてみました。
目次
基本の非常用持ち出し品
余震や火災などから身を守るために、避難所へ「一時的な避難」をする際に、すぐ持ち出せるところに置いておく「基本の非常用持ち出し品」について、まとめてみました。
- リュック
- 現金
- 2~3日分の着替え
- 水500㎖2,3本
- 手間なく食べられる食糧
- 大判ストール
- マスク
- ビニール袋
- 新聞紙
- 懐中電灯
- 乾電池
- 携帯充電器
- タオル、バスタオル
- 非常用ブランケット
- カイロ
- 救急セット
- レジャーシート
- 携帯トイレ
- 雨具(レインコート)
- 折りたたみ式ヘルメット
通帳や印鑑、免許証などの貴重品はすぐ持ち出せるようにまとめておきます。
女性は基本の非常用持ち出し品にプラスして生理用品、保湿クリーム、防犯ブザーを用意しましょう。
高齢者や持病がある人は常備薬、お薬手帳は日頃からひとまとめにしてすぐ持ち出せるようにしておきます。
「長期的な避難生活」の際に必要な家での備蓄
地震による被害が大きくライフラインが使用できなくなった場合、復旧し救援物資が届くまで、自宅や避難所などで長期的な避難生活を強いられる場合もあります。そのような「長期的な避難生活」の際に必要な家での備蓄についてまとめてみました。
- 水2リットル1ケース
- 冷凍した食材
- レトルト食品
- 加熱しないで食べられる食べ物
- 缶詰
- 乾麺
- 乾物
- フリーズドライ食品
- お菓子
- カセットコンロ
- ボンベ
- マッチやライター
- サランラップ
- ビニール袋、ポリ袋
- 新聞紙
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- ウェットシート
- 抗菌スプレー
- 液体ハミガキ
- 携帯トイレ
- ランタン
- 手回し充電式のラジオ
- 電池
- コンタクトレンズの保存液
食器は、サランラップにくるんで使用することで、洗わずにまた次も使うことができます。
水や乾物などは日頃から少し多めにストックを用意しておき、古くなり賞味期限が切れる前に使用して、新しいものと入れ替える習慣にすると、いざという時に安心です。
まとめ
今回は大きな震災などの災害時に危険から命を守る防災グッズについて、まとめてみましたが、いかがでしたか?
災害は自宅にいる時に起きるとは限りませんが、非常用持ち出し袋や家出の備蓄があれば、いざというとき安心できますね。
日頃からご家族と、大きな災害が起きたときはどのような場所に避難し、連絡手段を使用するか、など話し合っておくことも大切ですね。
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