赤ちゃんや小さい子供は遊びの一環でおもちゃをなめたり、口に入れたり、しますよね。
しかし、今は新型コロナウィルスをはじめ、ノロウィルス、ロタウィルス、アデノウィルス、RSウィルスなどのウィルスが原因となる怖い病気がたくさんあります。
多くのウィルスが咳やくしゃみ、ウィルスが付着した手や物を介して感染することを考えると、赤ちゃんや小さい子供用のおもちゃの消毒は必須です。
今回は自宅でできるおもちゃの消毒方法についてお伝えします。
目次
木のおもちゃ
木のおもちゃは、水洗いをするとシミやカビの原因になるのでなるべく避け、汚れが気になる場合は、湯で濡らした布を固く絞った状態でやさしく拭き、直射日光の当たらない場所でしっかり乾かします。
消毒はアルカリ電解水を直接吹きかけてからふき取るか、含ませた清潔な付近でふきとるのがお勧めです。
アルカリ電解水はPH12~13くらいのアルカリ性で、食中毒の原因になるO−157やサルモネラ菌などを除去し、60秒でノロウィルスを不活性化することができますが、原料は水100%で非常に安全性が高いのです。
出先でおもちゃの消毒をする場合は、ノンアルコールタイプの除菌シートは手軽に持ち運びでき、おもちゃだけでなく赤ちゃんのお手拭きにも使えるのでおすすめです。
アルコールタイプの除菌シートは、乾く前に赤ちゃんがおもちゃをなめてしまう危険や、木のおもちゃの染料を溶かしてしまう場合もあるので、避けましょう。
プラスチックのおもちゃ
プラスチックのおもちゃは、電池を使わないブロックなどは、水洗いをすることができます。
電池を使用しているプラスチックのおもちゃのお手入れ方法は、木のおもちゃと同様です。
消毒する場合は、アルカリ電解水の使用が安全性が高く、お勧めです。
また、おしゃぶりなど、なめる専用のおもちゃは、哺乳瓶の消毒液につけたり、煮沸消毒すると安心です。
布のおもちゃ
布のおもちゃは、よだれを吸い込み、そのままにしておくと雑菌が増殖し、カビが生える原因となります。
良くしゃぶったりよだれが付いたりするおもちゃは水洗いをしてから、陰干しでしっかり乾かします。
洗剤を使用する場合は、なるべく無害な石鹸系のものを使い、ゆすぎをしっかりしましょう。
まとめ
今回は赤ちゃんや小さい子供用のおもちゃの消毒方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?
木やプラスチックでできているおもちゃはアルカリ電解水でふき取り消毒するのが一番安全でお勧めです。
布のおもちゃは水洗いして、しっかり洗ってから乾かします。
おもちゃを清潔に保って遊ばせられると今の季節は安心ですよね!
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