重曹は安全性が高く、100均で買うことができコスパが良いので、使いこなしたいアイテムですね。
以前こちらのブログでも重曹をお掃除に使用する方法についてお伝えしたことがありましたが、今回は、お部屋のお掃除には重曹をどんな風に使ったら良いのか、また重曹を使ってはいけない場所について、もっと詳しくお伝えしていきます。
以前の記事はこちらから読むことができます。
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目次
重曹とはどんな性質?
重曹は、正式名称は「炭酸水素ナトリウム」と言い、常温では白色で粉末状の薬品です。
水に溶かすと弱いアルカリ性の性質を持つので、酸性の汚れを落とすのに向いています。
ちなみに、お部屋での酸性の汚れとは、油汚れや血液、手垢などです。
油汚れや手あかがつきやすいテーブルは、水200㏄に対し重曹小さじ1を溶かした重曹水をスプレーし、ふきんで拭き取ります。
手垢がついた壁紙は重曹水を含ませた布で、汚れた部分を優しく拭き取ります。
重曹は粒子が細かく脱臭効果、研磨効果、鹸化(乳化)効果があり、加熱すると二酸化炭素を発生させるので、ベーキングパウダーとしてケーキをフワフワっとさせたり、肉や豆を柔らかくするなど、料理に使用することもあり、安全性が高いです。
お部屋のお掃除に重曹の効果的な使い方~その①カーペットの臭いを取る
お部屋のカーペットは、掃除機でほこりなどの汚れを取ることができますが、焼肉などの食べ物やたばこの臭いまでは取れません。
カーペットは大きく、カーペットの上に家具が載っている場合もあり、カーペットを洗って臭いを落とすことも難しいです。
カーペットについた臭いを取るには、重曹を粉のまま、カーペット全体に振りかけます。
2時間ほど置くと、重曹が臭いをかなり吸ってくれますので、後は掃除機で重曹を吸って終了です。
お部屋のお掃除に重曹の効果的な使い方~その②窓ガラスをピカピカにする
窓ガラスは思いの外汚れやすい場所です。
窓ガラスの内側の汚れは手垢、外側の汚れはホコリと排気ガスが合わさった油汚れなので、ただふくだけでは落ちにくいです。
お部屋の窓ガラスをピカピカにするのに、重曹の研磨効果が役立ちます。
窓ガラスを掃除するときは、水400㏄に対し重曹小さじ1を溶かした重曹水を窓ガラスに吹きかけ、スポンジで磨きます。
重曹が乾くと白い粉が残ることがあるので、その後、窓ガラスを水拭きします。
お部屋のお掃除に重曹の効果的な使い方~その③電気傘の汚れを取って部屋を明るく
電気傘は、高い位置にあり掃除がしにくく、埃が溜まりやすい上に、キッチンから流れ出た油煙により、汚れが取れにくい部分です。
油煙の汚れは酸性汚れなので、重曹で落とすことができます。
電気傘は取り外せるようなら取り外してから、取り外しができない場合はそのまま、水200ccに対し重曹を小さじ1とかした水を布に含ませ、汚れを拭き取ります。
汚れを拭き取った後、水吹きして重曹を取り除きます。
重曹を掃除に使ってはいけない場所とは?
重曹を掃除に使っていけない場所は、フローリングや畳の床です。
重曹はフローリングの床に使用すると、ワックスがはげたり、シミがつく恐れがあります。
もし、小さなお子さんやペットがいて、床のベタつきがどうしても気になり、安全に掃除をしたいという場合、重曹水の濃度を通常より薄めて使用した後、しっかり水拭きをしましょう。
また、重曹は畳に使用すると、畳が黄色く変色し、元に戻せなくなりますので、絶対にNGです。
まとめ
今回は重曹をお部屋掃除に効果的に使う方法とNGな場所についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
弱いアルカリ性の性質を持つ重曹は酸性の汚れを落とすのが得意です。
お部屋の汚れで酸性の汚れは、油汚れ、手垢、血液です。
手垢が付きやすいテーブルや壁、窓ガラス、電気傘は重曹水で拭き取ることで汚れを落とすことができます。
窓ガラスや電気傘は重曹水で拭いたあと、水拭きして重曹の成分を落としましょう。
また、お部屋のカーペットの臭いを取るには、重曹をカーペット全体に振りかけ、2時間置いてから掃除機で吸い取ります。
フローリングや畳は、重曹を使うと傷みますので使用NGです。
重曹を自在に使いこなして、安心なエコ掃除を心がけていきたいですね。
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